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EPE Speedtestについて

EPEスピードテストを公開しました この度Egress Peer Engineering(EPE)の技術検証を目的としたスピードテストサービスを公開しました. Egress Peer Engineeringとは, AS内から見て外向きのトラフィック(Egress Traffic)を, 特定のポリシーに基づいて複数のBGPピアに分散して配送する概念です1. 外部のASとの接続リンクの負荷分散や, リンク投資コストの低減への活用2が期待されています.また最近では「ベストパスよりもよりRTTの小さいBGPパスを発見する」取り組みや3, コンテンツサービスの通信品質をモニタリングしながら外部とのリンクの有効活用を目指す取り組み4など,様々な用途への応用が期待されている分野です. vSIX WGでは多様なコンテンツサービスそれぞれのQuality of Experience(QoE)の向上を目指し, SRv6とSDN技術によるEPEフレームワークを開発しています. 2024年12月追記:本実験は終了しています.本実験の成果は下記の学術論文で公開されています. Performance Aware Egress Path Discovery for Content Provider with SRv6 Egress Peer Engineering

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vSIXについて vSIXプロジェクトでは,IPv6シングルスタック時代を見据え,将来のインターネットを支えるための様々な研究・開発・人材育成・情報公開・アプリケーションの開発に取り組んでいます. 本プロジェクトは2021年5月にWIDEプロジェクトのワーキンググループとして発足しました.